「知っているようで知らない自分の呼吸」
10月4日(日)、公開セミナー「知っているようで知らない自分の呼吸」を開催致しました。
台風の影響でお天気が心配でしたが、快晴の東京。逆に暑いくらいの1日となりました。
昨年に引き続き、佐野裕子先生をお迎えしての講座。
「呼吸のいろは」を分かりやすく、実践を交えての約2時間。
ヨガやピラティスなどの流行により、「呼吸」について目にする機会は、どんどん増えて参りました。
ここ数年、そんな流行に乗っかって、適当な情報が流れたり、実際に「呼吸の基本」を知らない方が、「方法論」だけを唱えて教えている様を目にします。
今回、佐野先生にはそんな巷に溢れている情報を整理して頂き、実際はどうなの?というお話をして頂きました。
「呼吸のリアリティ」
これは平山がよく口にする言葉です。
「呼吸と歩行くらい、お世話になっているのにないがしろになる」
と言います。
呼吸も歩行も気づいたら出来ています。
この世に誕生し、おぎゃーと泣いたあの瞬間、肺呼吸がはじまる訳です。
つまり、教えてもらってやる事ではない訳ですね。
赤ちゃんの成長を考えても、呼吸をして、歩くまで、教えてどうにかなるものでもなく、自発的にそうなっていく様は、見た経験がある方も多いのではないでしょうか?
大人である我々も、呼吸と歩行、確かに毎日しているけれど、ちゃんとケアをしていますか?と聞かれて「はい」と答えられる人は少ないと思います。
では、呼吸のケアって?
ケア、巷で言うならば、それが「呼吸法」にあたる所なのでしょう。
腹式呼吸が良い、とか胸式呼吸と使い分けてみましょう、とか。。。。
色々とあります。
そもそも、呼吸ってどうやってしているのよ?
まず、そこを理解していきます。
佐野先生が準備して下さったスライドを見ながら、呼吸を一緒に行っていきます。
横隔膜の動きと共に、内臓が動く様が分かります。
また、実際の胸郭の動きと横隔膜の動きをCGを見ながら一緒に呼吸をしてみると、横隔膜が上がったり下がったりするイメージが湧きやすく、呼吸も深く出来るような気分になります。
昨年も同様の講座を実施し、その時のアンケートに多くあったのが、この横隔膜の動きと一緒に呼吸をした事でした。
猫背で呼吸をした時、姿勢を正して呼吸をした時、
どう変化しますか?
日本人の姿勢の悪さ、というのは目に余るものがあります。
骨盤の傾斜角度によるものでもあるのですが・・・
(このあたりは「骨盤徹底解剖!」などご覧下さい。)
実際に皆さんには、姿勢の違いによる呼吸を体験して頂きます。
横隔膜の動きは、姿勢が悪いままで感じ取る事は出来ません。
椅子には坐骨をしっかりと立てて、背中を伸ばし、ゆっくりと吐ききってからの呼吸をすると、横隔膜の動きがわかりやすくなります。
今回、呼吸数を計測するチェック項目を設けました。
「1分間に何回呼吸をしていますか?」
最初と最後で呼吸数が変化した人がとても多く、
えー最初とこんなに回数違うの?と思われた方もいたようです。
オートとマニュアル切り替え可能
息を止めて!吐いて!と言われてコントロールが出来る。
でも、自律神経のコントロールでもある。
そんな呼吸のきほん、じっくりと味わって頂けましたでしょうか?
アンケートの声に多かったのは・・・・
「胸式呼吸と腹式呼吸の事がよくわかりました」
「シルベスター法をやるだけで、こんなに呼吸が楽になるとは・・・」
といった内容です。
意外と胸式、腹式の事を勘違いをされている方が多かったのではないでしょうか?
分かっているつもり、というケースが多いのが、この胸式と腹式の事ではないかと思います。
横隔膜の動きを理解すれば、この事も解明しますね。
ヨガ教室で混乱してしまった方も、これですっきりした様子。
シルベスター法は自宅で簡単に出来るので、気づいた時に実践してみて下さい。
姿勢の維持で変わる呼吸、この姿勢の維持はフォローアップクラスにて実践が出来ます。
股関節、肩関節の可動域の理解を深め、毎日の身体の使い方を学びます。
基本機能を解剖図を使い、身体の動きをイメージし、本来あるべき状態を探していきます。
楽な呼吸は「長い息」=「長生き」とも言われています。
様々な呼吸法はアドバンス。
まずは、ベーシックの「呼吸のきほん」からはじめてみましょう。
来年も佐野先生の講座は実施予定です。
年内の公開セミナーは全て終了致しました。
来年の予定は、後日、ブログとメール配信にてお知らせさせて頂きます。
年内の予定
□ フォローアップクラス(10/30、11/27、12/2)
□ 歩行の理解forプロフェッショナル(11/18)
その他、プロフェッショナルクラスは来年1月からのクラスを募集しております。
詳細はプロフェッショナルクラスをご覧下さい。
体験クラスは随時実施しております。日程等お問い合せ下さいませ。
Studio Pivot
プログラムディレクター
原田 優子
