REPORT

骨盤徹底解剖プレクラス 親子ver.
2010.7.28

去る7月28日、StudioPivotスタジオにて『骨盤徹底解剖!プレクラス』を親子バージョンで開催致しました。

以前に骨盤徹底解剖のプレクラスとワンデイセミナーにご参加頂いた方から、ご自身とお友達のお子さん達も一緒に参加したいというリクエストを頂き実現したクラスです。
小2の男の子2名、小6の女の子、そして大人が3名。
お子さんを交えてのセミナーは実績は少ないものの、思いの他「身体の地図帳作り(マッピング)」も楽しんで頂けた様でした。

通常クラスでも最初と最後に必ず行うマッピングは、正直、お子様には少し難しいかも・・・と思っていた栢沼ですが、そんな心配は無用だったようです。
普段あまり経験しないと思われる静まり返った部屋の違和感にも負けず、時折もぞもぞとしながらも、じーっと背中に集中していく様子がよく分かりました。

じっくりと自分の身体に向き合って身体の地図帳を作った後は、歩行のメカニズムを骨盤模型を使いながら解説させて頂きました。
身体にとって快適な歩行をするためには、股関節の内外旋と深く安定したカップリングが重要で、それがうまくできていないと、股関節を外れないよう少しでも安定させるために大腿前面を過度に緊張させてパンパンに張らせてしまったり、股関節の状態が不安定だと、それは、足首にも影響するのだ、というお話をさせて頂きました。

股関節と骨盤の重要性をざっとお話してから、いつものSTEPに入りました。
いつもの通り、骨盤バラバラを実践。
骨盤の形状から、大転子や股関節の認識。
股関節の位置を認識して、ゆっくり円運動していくと、皆さん少しずつ股関節の動きを手の中に捉えることができていったと思います。

部位を認識して、動きを「感じる」、これがこのクラスでは最重要ポイントとなります。
ただ本を見て、骨盤の形を知っている、股関節の仕組みを知っている、では本当に知っていることにはなりません。
本に出ている骨盤や股関節が、自分の身体の中にも同じように存在している、自分の股関節はこんな風に動いている、とリアルに手の中に感じられると、それが自分の身体を知ることに繋がっていきます。
しかし、大人になってくると、長年の身体の使い方のクセによって無意識に身体のあちこちの感覚を鈍くしてしまっていることが少なくありません。その鈍さが「感じる」ことを邪魔してしまうことは想像に難くないでしょう。

今回、3名のお子さん達を見ていて、子供のうちに、知識ではなく、身体を「感じる」事を身につけておくことがとても大切だということを強く感じました。
小2の男の子二人はサッカーをやっているそうです。もちろん身体の知識はありませんが、ドリブルやキックがしにくい足はハッキリと自覚がありました。知識はなくとも、動きの中から身体の状態は感じているのです。
このように、自分がどのように身体を使っているのか、どこが不安定なのかを感じることを普段の色々な場面で意識的にもっと取り入れていけたら、スポーツをしていて身体に痛みが出てしまったり、すぐにケガしてしまったりということは確実に少なくなるのではないかと思います。

また、小6の女の子はチアーをやっているとの事。成長期に入って膝下部分に成長痛が出てきているという話が本人からありました。
彼女は、股関節の内旋傾向が強く、外旋制限があるためカップリングが安定していませんでした。これは一般的な日本人の女性に多い傾向です。
そして、そのままでは歩行等の動作時に股関節が外れやすい状態になってしまうので、大腿前面の大腿直筋を過度に緊張させて股関節が外れないように固めて安定をさせているのです。
筋肉は、過度に緊張し続けると弾力性がなくなっていきます。
成長期には、大腿骨の成長が著しく変化します。この大腿骨の成長に筋の成長が間に合わなくなると、更に大腿直筋が引き延ばされて、大腿直筋と腱で繋がっている膝の皿まで引っ張り上げてしまい、皿の下側の腱がひきつれて痛みが生じるのです。
整形外科では、成長痛の原因を
・大腿四頭筋の柔軟性が低いから
・成長期に過度に動かしているから
・ウォームアップ・クールダウンが足りないから
などと言うことが多いようですが、根本的原因には、股関節の可動域が狭く、しっかり深くカップリングしていないことがあるのではないかと考えられるのです。
成長期に入る前から、股関節の可動域に制限がかからないようケアをしていくことで成長痛は防止または軽減できるのではないかと思います。
クラス終盤、股関節の可動域が広がった彼女の片足立ちの安定感は見違えるほどになりました。あの時の、足の緊張が抜け、腰の反り返しが緩んだ感覚を忘れずにいてほしいと思います。

たった1時間半の短いクラスで、お子さんには難しい話もあったかもしれませんが、身体について、何か一つでも新たな発見、気づきを持ち帰って頂けていたら嬉しいです。
まだ始まったばかりの楽しい夏休みですので、親子で身体をチェックし合ったり、股関節の内外旋を一緒にやったり、ご自宅でも夏休みの間、少しずつ続けて頂けたらいいな、と思いながら皆様をお見送りしました。

このようなクラスの開催も可能ですので、気軽にお問い合わせ下さい。

次回の「骨盤徹底解剖!プレクラス」は、8/13(金)19:30より開催致します。

詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/08/1930-9.php

 

Studio Pivotアシスタント

栢沼 麻理

「骨盤徹底解剖!プレクラス」
「骨盤徹底解剖!プレクラス 呼吸編」
in名古屋 2010.7.11

去る7月11日(日)、名古屋市・名古屋都市センターにて骨盤徹底解剖!プレクラスを開催致しました。
今回は、午前を骨盤編、午後を肩関節・呼吸編として計2回のプログラムを実施致しました。
初の名古屋開催でしたが、各クラスとも15名の定員いっぱいまでご参加頂くことができました。

 

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フラメンコを踊っていて身体の固さや痛みに悩まされている方、エステシャンをしていて身体の仕組みをもっと知りたいという方、腰痛・肩こり等の身体の不調から自分の身体を変えたいと考えた方など、明確な目的を持ってお越し頂いた方が多かったように思います。

そして、骨盤徹底解剖!で必ず行っている「身体の地図帳作り」が始まると、身体と真剣に向き合おうとする皆さんのエネルギーに圧倒されそうになりました。
自分の身体とじっくり向き合い、観察することは普段あまりないと思います。
しかも鏡を使わずに、仰向けに寝て目を閉じ、手で自分の身体に触れて『感じる』、床に着いている自分の背中を『感じる』
普段、視覚情報に頼りがちな私たち現代人にとって、『感じる』という作業は難しく感じられるのではないかと思います。しかし、初めはぼんやりとしか分からなくても、ゆっくり時間をかけて『感じる』ことに集中すると、
“頬骨の高さ、こんなに左右差あったかな?”とか、
“私の太ももってこんなに固かった?”とか、
日常生活では見逃してしまっていることが意外とたくさん出てきます。
そうやって身体の地図帳を作ってから骨盤、股関節、肩関節と向き合った後、2回目以降地図帳作りでは『感じる』ことが難しくなくなっていくことに気づいて頂けたのではないでしょうか?

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骨盤編では、歩行の仕組みを解説した後に、ご自分の骨盤・股関節がどこにあって、どんな形で、どのように動いているのか、なぜ骨盤・股関節が重要なのかを体感して頂きました。
骨盤の形がイメージでき、股関節の動きが手の中にしっかり感じられるようになると同時に、どんどん大転子がハッキリして内旋・外旋した時に大きく前後に動くのが捉えられるようになっていったと思います。
このように股関節の内旋・外旋がしっかり感じられるようになると、股関節のカップリングが外旋で深く安定するため、結果、立った姿勢と歩行の安定性がアップするのです。
途中で何度か、片足立ちチェックをしましたが、チェックする度に皆さんのふらつきがなくなり安定感が増していくのがよく分かりました。
そして、クラス終盤、背中の意識を上げながら上半身と下半身を連動させる「伸筋スイッチ」を入れた後、立ち上がった皆さんの自然で安定した姿勢と視線の高さを見て、骨盤・股関節の動きと役割が体感と共に理解頂けた、と感じました。

肩関節・呼吸編では、はじめの身体の地図帳作りの時に1分間の呼吸数も数えて頂きました。
呼吸は肺で行われますが、いつも私達は「呼吸は全身運動です」とお話しています。
それは、肺の換気機能を最大限に使うためには身体全体が本来の機能を果たしていなくてはいけないからです。
とはいえ、今回は2時間と時間が限られていましたので、呼吸時に特に重要な役割を果たしている肩関節、背中、脇を中心に進めていきました。
肩関節の位置を確認し、6方向の動き(内旋・外旋/内転・外転/屈曲・伸展)を認識しただけで、腕に重みが感じられたり、肩が下がったりしたと思います。
これは、普段いかに肩に無駄な力を入れてしまっているか、ということなのです。
肩に力が入ると前かがみになりやすくなり、背中を丸めてしまうと呼吸時に使うべき背中や脇の筋肉が使えなくなってしまいます。これでは、本来の呼吸ができないばかりか、背中や脇に余計なプヨプヨお肉がつくのは避けられません。
肩関節の動きが認識できたところで、背中、脇、と更に身体の意識を深めていきました。
必死にガツガツ動かしているわけではないのに、意識している部位が明確になって、動いている感覚が深まっていくと同時に、その部分がじんわり熱くなった、体温が上がったと感じた方!
それは、動いていることを認識することでその部位に意識が向き、意識が向いたことで血流が良くなった結果、熱くなったのです。
クラス終了後には、一分間の呼吸数が減った、つまり一回の呼吸での換気量が増えた方がほとんどでした。顔の血色がよくなり、背中の意識ができたことで胸側が広く広がったと感じた方も沢山いらっしゃいました。

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2クラス共、最後のチェックでは、皆さんの身体の地図帳は初めよりも色の塗り方が丁寧に、色も鮮やかになって、細かなコメントも紙いっぱいに書き込まれていました。
地図帳と共に、感じて認識することで身体は変えられるという「体感」をお持ち帰り頂けたように感じ、本当に嬉しく思います。
せっかくお持ち帰り頂いた「体感」ですので、股関節の6ポイント、肩関節の6ポイントだけでもご自宅で継続して『感じながら』動かして頂けたらと思います。

ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました。

また、お会い出来る事を楽しみにしております。

東海地区コーディーネーターの清田さんには、アシスタントも引き受けて頂き、本当にありがとうございました。

 

東京では、このプレクラスに続き、ワンデイセミナーを開催致しております。

骨盤編ワンデイは8/21(土)

呼吸編ワンデイは8/22(日)

となります。

詳細は日程をクリックして下さい。

 

Studio Pivotアシスタント

栢沼 麻理


 

骨盤徹底解剖!ワンデイセミナー

去る7/10(土)に「骨盤徹底解剖!ワンデイセミナー」を実施致しました。
Studio Pivotのセミナーに初参加!という方も交えての1日となり、質問もかなりディープになって行く内容となりました。

毎回お伝えしている「感じるから動く」ですが、視覚情報を遮断する事に慣れていない方は、最初のマッピングにかなり緊張もあった様でしたが、最後にはとても様々な感覚に触れる事が出来ていたのではないかと思います。

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今年から少人数制で実施をしているので、参加者の声がとても届くようになっています。セルフチェックのアセスメントもじっくりと出来るせいか、終了近くの皆さんの変化が著しいな、、、と思った原田です。

骨盤のプログラムは、毎年改訂をしながらになっていますが、軸は変わっておりません。
骨盤バラバラ、体感を深める。
股関節はどう動く?

部位の認識、そして、その部位が動いているのかどうかを感じる。

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最後に行う骨盤のリフティングと股関節のアンフィニティ、これが正常に出来ていれば、日常の生活の中で支障が出る事は、まずなくなると思います。

様々なエクササイズが世の中に氾濫しますが、シルエットで教えているものは、個人差に対応をしません。何より、自分自身が今、本来の状態からどのくらい逸脱しているのか?を知る事が結果的にエクササイズになる、これがAWARENESS ANATOMY®のプログラムです。

次回は8/21(土)に同じ内容を実施致します。
この骨盤に引き続き、呼吸編を開催。
呼吸編は上肢中心になっていきます。

ご参加頂きました皆さん、ありがとうございました。
呼吸編にも、身体を知るエッセンスがたくさん詰まっております。

またお会いするのを楽しみにしております。

Studio Pivot
プレグラム・ディレクター
原田 優子

去る5/29(土)、florist_galleyN(名古屋・千種区)にて「身体に聴くー身体の地図のナビゲート」を実施致しました。
先日、予告編をブログに掲載させて頂きましたので、このワークショップ開催の経緯はそちらをご覧頂いて、本日のレポートは当日の模様を書かせて頂きます。

通常のワークショップに比べますと、時間も短縮し、解剖図の配布もない簡易版となりました。
骨盤徹底解剖!プレクラスの「呼吸編」として内容をプログラム。
14時ー、16時ー、18時ーと3回実施、というのも初の試み。
すでに、florist_galleyNさんのブログには、当日の模様がアップされています。
 

今回のテーマとなった「呼吸」。
普段、あんまり気にしていないけれど、でも気になる「呼吸」。
いつものマッピングに加えて「呼吸数」を計測致しました。
1分間に何回呼吸をしていますか?
約50分間、呼吸器筋群に働きかけをする動きを行うと、参加者全員の呼吸数が少なくなっていました。
そして、姿勢の変化によって目線の位置も当然変化。
作品を見る「視点」にも変化を感じられた事と思います。

Studio Pivotでは、アートプロジェクトも立ち上げていきたいと思っているのですが、今回のこの試みは、そのベースにもなる内容となりました。

マッピングをしていく中で、普段気づかない緊張や、左右差、あれ?こんなに固かった?など、新しい発見が必ず出てきます。
このマッピングは色塗りをする、というルールを作っていますが、この色を使う事で自分自身の見えない身体の部分に、光を当ててあげる作業とも化すのです。
ブラックじゃ面白いくない。光の入った色目を使う。塗り絵をした頃の事も思い出して欲しいな、と思います。
このようにして、頭の理解の前に、自分自身の身体の感覚やイメージ像をしっかりと引き出してから、身体を動かし始める。
これもAWARENESS ANATOMY(R)の狙いの一つ。

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水と呼吸はなくてはならない大切なもの。
私たちの身体には本当に重要なもの。

そして、コラボレーションをさせて頂いた作家・真月洋子氏の作品のテーマが「水の記憶」であり、タイトルは「Stopping by watersideー渚にてー」。
この作品に囲まれながら、呼吸を感じる。

呼吸は自律神経が司っているというお話をさせて頂き、
実際に私たちの呼吸がどんな風に行われているのかを簡単に解説。
そして、呼吸に重要となる呼吸器筋群に関連する身体の部位を、丁寧に動かしていきました。

まずは、肩関節。
肩関節の動きを丁寧においながら、だんだんと、肩のインナーマッスルと言われているローテーターカフへの動きを深めていきます。(今は専門用語で解説していますが、実際は肩甲骨のあたり、とか皆さんの身体を触って、ここを意識して下さい!と解説をしています。)
少しずつ、皆さんの身体が、屈筋優位の姿勢から、伸筋優位の姿勢へと変化をしていきます。
ナビゲートをしている私は、どんどん皆さんの目線が高くなるので、様子が手に取る様に分かりました。

仕上げには、伸筋スイッチ。下肢の伸筋、上肢の伸筋にスイッチを入れていきます。
この伸筋スイッチこそ、全身のインナーマッスルに働きかける事が出来るのです。
そして、インナーマッスルが動き出すと、当然リラックスしてきます。
眠くなる人がいて当然です。
副交感神経へしっかりと働きかけてくれるのです。

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緊張状態が継続しやすい現代人。

呼吸を「吐く」力を高めていく事で、その緊張も緩和されやすくなります。
かと言って、吐くぞーと力んでは本末転倒。
自然に吐く力が高まってくると、リラックスするのです。

この肩関節の動き(肩の6ポイント)や、伸筋スイッチは、吐く力を高めてくれるのです。
終わると、自然に吐く力が高まり、呼吸が深く、ゆっくりと変化をしていきます。

力任せに肩の6ポイントや伸筋スイッチを行うと、この様にはなりません。
アウターマッスル依存となってしまい、身体はどんどん興奮するので、呼吸数も増えていくかもしれません。

AWARENESS ANATOMY(R)が伝えている事。
部位を認識して、動かす。
ただシルエットを追って動かすのではなく、動かしている部位を認識して動かしていく。
これが、インナーマッスルを動かす基礎ともなるのです。
もし、ご自宅で継続してやってみようーと続けているものの、この前と違うなぁ、という感覚に陥ったら、しっかりと肩の関節を動かしている事を触って認識してみて下さい。
そして、ゆっくり、じっくり。
早く動かす必要はありません。
しっかりとその部位が動いている事を認識する事が重要なのです。

約50分くらいの動きだけでも、皆さんの姿勢は大きく変化。
マッピングにもきっと変化が起こっていた事と思います。
左右差などは、一つ一つ解析をする事が可能です。
1回のワークショップでは、なかなかそこまでお伝えする事が出来ません。
このマッピングは10人いたら、10人違います。
こんな傾向、というのは言えても、それは正確ではありません。
細かい解説や解析をご希望の場合には、Studio Pivotのトリートメントルームをご利用頂く事になります。
また、継続してワークショップにご参加頂く事でも、少しずつのアセスメントは可能です。
参加された皆さんで、質問などございましたら、E-mailにて対応しております。

その他、エステティックアプローチを名古屋市内にて受ける事が可能となります。シエル・ドゥ(名古屋市・千種区)※詳細はサロンに直接お問い合せ下さい。


今回の「身体に聴く」では、身体の地図のベースを作った事になります。
作品を見る視点や、呼吸の変化による受け取り方など、その違いを感じて頂けたら幸いです。
また、このような機会があれば、ご案内させて頂きます。

真月洋子さん、いつもありがとうございます。今回も新しい試みのチャンスを下さって感謝です。
そして、会場となったflorist_galleyNの二宮ご夫妻。色々とお気遣いありがとうございました。
天井の高さや、光の入る空間での実施となり、とても心地よく過ごせました。大変お世話になり、ありがとうございました。

そして、この名古屋では、7月にもワークショップを開催する運びとなりました。
東海地区でコーディネーターを務めている清田惠子さんの主催で7/11(日)に「骨盤徹底解剖!プレクラス」と、「骨盤徹底解剖!呼吸編 プレクラス」を実施致します。
また、翌日の7/12(月)には、プロフェッショナル対応の講座も実施。こちらは人数枠が限られてしまいますが、別途ご案内させて頂きます。
名古屋でのワークショップの詳細は、後日又掲載させて頂きます。
もうしばらくお待ち下さいませ。

プログラム・ディレクター
原田 優子
 

Stopping by watersideー渚にてー
初日レポート
and
身体に聴くー身体の地図のナビゲートー
予告編

5/22(土)より、真月洋子氏の個展、Stopping by watersideー渚にてーが名古屋市内のギャラリー「florist-galleryN」さんにてはじまりました。
初日の18時よりのオープニングレセプションに参加させて頂き、幸せな事に作家の真月氏と並びワークショップの案内をさせて頂く機会を頂きました。



作家である真月洋子氏との出会いは、10年程前に遡ります。当時の作品の個展に訪れた際、あまりの衝撃にはじめた会った真月氏にべらべらと感想を話し続けた事を、つい昨日の事のように覚えています。
当時、真月氏は「a priori」「plants」と言った個性的な作品を発表しておりました。
人の皮膚に植物のスライドを投影した作品です。
なんとも植物が生きているかのように見える、呼吸を感じる、そんな空気感に一目惚れをしたのです。
フォーシーズンズ・ヨガのプログラムにも出て参りますが、「植物と人」は季節毎に変化をしていきます。
春の芽吹きに根をしっかりと張り始め、夏には太陽のエネルギーをしっかりと吸収し、循環させ、秋には、そのエネルギーをしっかりと溜め込み、冬にはじっとその溜めたエネルギーを循環だけさせています。
これらは、人間にも言える事で、ちょうどこの春から夏にかけては、人間の「基盤」ともなる「骨盤・股関節」の安定が出てきた所で、呼吸循環をさせていく時期ともなります。
春には花が咲き乱れ、蜂がミツバチのダンスをしながら受粉を助け、次の花を咲かせる準備をします。
人間で言えば生殖器。
そして、夏には緑が生い茂り、太陽の光を今とばかりに浴びて光合成を行います。このエネルギーは植物の中を循環させ、人間で言えば呼吸器にあたる役割を担っています。

真月洋子氏は「植物の葉っぱが、人の血管のように見える」と表現をしています。

こんな目線を持った真月氏の作品と最初にコラボレーションをしたのが、2004年の「相生座」。
ここでは、真月氏の映像に合わせた香りを会場に流す、という試みを致しました。
全くの自然香料のみ。いわゆるアロマテラピーで使用する精油のみを使いました。
季節が夏だった為、色々と苦労があったものの、あれから私自身も身体への働きかけの変化があり、また真月氏の作品も色々と変化をして、今に至り、再びコラボレーションが出来る運びとなりました。

Studio Pivotの代表である平山もアートプロジェクトをやりたい、と常々申しております。
AWARENESS ANATOMY(R)の考え方に基づいたアートプロジェクトは、この真月氏とのコラボレーションが初の試みでもあります。

今回、真月氏のテーマとなる「水の記憶」。
florist-galleryNさんのブログをご覧頂くと、真月氏の作品にリンクしたメッセージが記載されております。
http://fgn2008.exblog.jp/13339852/
このメッセージは、会場の中でもその空気を感じ取る事が出来ます。
3Dと水
3D写真は角度によって見えるものが変化します。水の流れ、時間の流れ。
50分弱の映像が絶え間なく天井に映し出され、その映像は夜になるとひときわはっきりと見る事が出来ます。
その映像の長さを、3D写真は一枚で表現出来るのだ、と真月氏。
新しい空気感をその場で体感し、ふっと呼吸が深くなる瞬間を得ました。

水の記憶と身体、と結びつけていくならば、私達の体内は7割が水分です。
胎児のときも水に浮いています。
この世に誕生して初めて、水の中から、空気のある陸へと上がってくるのです。
おぎゃーと泣いて肺呼吸がはじまります。
体内記憶の多くは、この水の中でどう感じたか?
を話しだす子どもが多いと言われています。

水と呼吸。
私たちにはなくてはならないもの。

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来週29日に実施するワークショップでは、天井の映像や、3D写真に囲まれながら、自分自身の「呼吸」に焦点を当てていきたいと思います。
肩の関節を普段どのくらい使っていますか?
その関節、本当はもっと大きく使える事を知っていますか?
人間が本来もっている可能性を少しずつ体感を通して、見ていきたいと思います。
この肩の関節が視野を狭くしたり、呼吸を浅くしたりしてしまうという事を、自分の身体の地図帳を作りながら探っていきたいと思います。

きっと、終わった後に作品の見え方が変わっていると思います。

お近くの皆さん、是非足をお運び下さいませ。

ワークショップのお申し込みは、直接florist-galleryNさんにお願い致します。

名古屋でお会い出来るのを楽しみにしております。

プログラム・ディレクター
原田 優子

 

AWARENESS ANATOMY(R)For YOGA
フォーシーズンズ・ヨガ

この春よりはじまった新しいプログラム。フォーシーズンズ・ヨガ。
Studio Pivotのプロフェッショナルクラスに在籍していた中川さと子の専門分野であるヨガがきっかけで、AWARENESS ANATOMY®に基づいたプログラムを作成しました。
1セッション・1ポーズ
この春に開始した4つのポーズは、すでに2クール目に入っています。
5名という少人数にこだわり、マンツーマンでの指導を心がけています。
他でヨガを習った事がある方は、「今まで無理をしてポーズを取っていた事に気づいた」とおっしゃっています。
春のテーマである「骨盤・股関節」は、全てのポーズの基礎にもなっています。
骨盤に始まり、骨盤に終わる、と代表の平山がよく言いますが、この骨盤はブラックボックス。
分かっているようで分かっちゃいない。
時間をかけてじっくりと、自分の骨盤・股関節に向き合っていきます。

合せきでは、股関節の外旋を学びながら、骨盤のリフティングがどのようにして行われているのか?を理解していきます。
よく、「骨盤をたててください」と言いますが、本来の骨盤を立てると、シルエットだけで骨盤が立つのでは、中で起こっている事が全く違っている事に皆さん気づきます。
本来の前傾と後傾を学ぶためにも、股関節・外旋の理解が必須となります。
この理解は、私たちの立位や歩行の安定性とも関わっています。



2週目、3週目で英雄のポーズを行います。
1週目で培った股関節・外旋の安定性を上肢と繋いでいきます。
上肢の重要ポイントは、肩関節です。
この肩関節でも「外旋」がとても重要となるのです。

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そして、この上肢と下肢の外旋をしっかり学ぶ事で出来るようになるのが、4週目のハトのポーズ。
1週目の合せきの意味が、ここで繋がり理解が深まっていきます。

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4週を通してプログラムをしていますが、各回どこで参加しても理解出来るように作成しています。
骨盤・股関節の解説は毎回行っていますし、それぞれのポーズで重要となる関節の可動域を丁寧にお教えしています。
また、感覚のある部位、ない部位。動かせる部位と動かせない部位、これらは相関しています。
なるべく頭を空っぽにして、体感を追えるようにゆっくり進めていきます。

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ここまで深くポーズを向き合う事はないと思います。
だからこそ、これがフォーシーズンズ・ヨガの特徴ともなるのです。
普段のヨガクラスで疑問に思った事があれば、是非一度足を運んでみて下さい。
無理をしていた自分に気づく事が出来ると思います。
本来の関節機能を使いこなせれば、無理な動きはしなくなります。
特に「大腿部前面」と「腹直筋」「三角筋」
これらの部位の過度な緊張は、ポーズの無理を招きます。
ヨガをやっているのに、腰痛が治らない人
ヨガをやっているのに、膝が痛い人
ヨガをやっているのに、肩こりがなくならない人
そして、この時期から増え始める「むくみ」このむくみがとれにくい人は、過度に筋肉を使っている可能性があります。

このような悩みがある方も、はじめてヨガをする方も、無理なく始める事が出来るのが、フォーシーズンズ・ヨガです。

5/26(水)はハトのポーズ
6/2(水)は合せき
6/9(水)は英雄のポーズ2
6/16(水)は英雄のポーズ1
6/23(水)はハトのポーズ

となっております。
7月よりテーマは「肩関節・呼吸」へと移行します。
6/7(月)19時〜
6/26(土)14時〜
この7月より開始するテーマのプレクラスを実施致します。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/06/1930fsyoga-16.php

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

プログラム・ディレクター
原田 優子

 

ワンデイセミナー
骨盤徹底解剖!
2010Ver.

去る5月16日(日)にワンデイセミナー 骨盤徹底解剖!2010Verを開催致しました。
本年より、全ての講座を少人数制に変更したのですが、少人数ワンデイは今回が初めてとなりました。
プライベート感覚満載の1日となった訳ですが、今回も、はじめての参加者がいらっしゃったので、丁寧に骨盤と股関節の感覚を追う作業に時間をかけました。
STEP6までは、骨盤プレでも毎回行う基礎の基礎。
STEP7以降は、その複合となっていきます。
じっくりと行う身体の地図帳作りにはじまり、身体の地図帳作りで終わるというプログラムは、Studio Pivotでは定番となりますが、意外になかなかこの地図帳作り、最初は難しいものです。
普段、自分の身体をこんな風に観察する事は、あまりないと思うのです。
えーこんなに左右差があるの?
とか
こんなに足が張っていたんだ・・・・
など、様々な反応が出てくるのが、この地図帳作り。
そして、骨盤・股関節にじっくり向き合う事で、この地図帳にもいろいろと変化が出てくる訳です。

今回、参加者の中に妊婦さんがいたり、産婦人科でトリートメントを行っている方がいたり、と妊娠中の骨盤の話が話題にのぼりました。
そう、この講座の面白い所は、参加者の方によって質問が多様となるので、その時々でよもやま話も多様化していきます。
妊娠・出産は、アシスタント原田が関わってきた分野でもあるので、機能解剖学的見地でいろいろと解説をさせて頂きました。
西洋人の妊婦と日本人の妊婦のおなかのシルエットが違う理由を、骨盤・股関節の民族差異を例に挙げて解説をさせて頂きました。
出産の現場で助産師さん達が行ってきた、ケア。
これらは、本当に身体の機能を推進するためにやっていたのだなーと改めて思うのです。骨盤・股関節の安定性は安産につながる、と機能面からもしっかりと解説が出来るのです。
また、妊娠を望む人にも弾力に満ちた子宮にするために、骨盤・股関節の認識は不可欠だと思います。

そんなよもやま話をしながら、一人一人が自分自身の状態が分かるようになり、どんどん安定をしていきます。
12のSTEPは、自宅でも繰り返し行えるようになっていますし、いつでもどこでも「意識をする」事が可能である、とお話しています。
部位の認識に勝る効果はなし、といつも思うのですが、今回も皆さんがじっくりと部位を体感する事で、変化も大きく出たのだと思っています。

今回、キャンセル待ちも出てしまいましたので、急遽7月に同じプログラムの実施を決定致しました。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/07/1100-4.php

その後には骨盤徹底解剖!肩関節・呼吸編も実施致します。
こちらの詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/07/1100-5.php

写真を撮らなかったので、テキストとなる、スライドの画像をご覧下さいませ。
久々のWSレポートでした。

 

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プログラム・ディレクター
原田優子
 

機能解剖学講座のご案内

1クラス5名限定ではじめたプロフェッショナル向け機能解剖学講座。
この1月に移転をしたので、クラス数を増やしました。
だいたい1年間に5〜6チームが動いていく事となります。
最初のメンバーである松村は、アシスタントとして講座を手伝ってくれています。
Studio Pivotトリートメントルームのスタッフ栢沼も、この講座を修了し、現在は研究チームに在籍しています。
春からはじまる新プログラム・フォーシーズンズ・ヨガの講師である中川も、同じくこの講座の修了者です。

ボディワーカーやセラピスト向けに最初ははじめたこの講座も、Studio Pivotのコンセプトに沿って、分野を超えての公募をしています。

「身体」

という器があってこそ、出来る事があるのです。

どんなメソッドも、どんな技術も、この「身体」を超える事は出来ないのです。
人の基本機能を学べば学ぶほど、奥深いものだと知る事になります。

人は動いたらどうなるのか?

平面の解剖図では教えてくれない、生身の「自分」が教科書となります。
骨盤・股関節の可動域の変化が足裏の安定につながったり、顔が小さくなったり、顎の緊張がとれたり、腰痛も肩こりもなくなってしまったり。

いったい何故それがおこるのでしょうか?

この講座では、この「何故」をひたすら追求していくのです。
基本機能で学ぶ事は応用出来る方向性が多種多様となります。
身体を理解すれば、全てが理解出来る、と言っても過言ではありません。
結果的に今まで学んできた様々なメソッドや方法論は、機能を理解すれば何故そのメソッドが作られたのか?何故その方法論が作られたのか?の理解が出来るようになるのです。

5名限定で行っている理由は、「体感重視」しているからです。
機能だけを教えるのであれば、100人でも教える事は可能です。
しかし、体感だけは5人いたら、5人違います。

関節の弾力性を読み取る力も、人を洞察する力も、この「体感」なくては成立しないのです。
方法論で振り回されていると、一番重要な事を見逃すのです。

人を見る、身体に聴く。

1年間修了すると、ほとんどの人が身体に変化がおこります。
同時に、それが専門性に生かす事が出来るようになります。

あれも、これも、それも、と資格ばかりを取ったものの、それを使いこなせない。

理由は簡単です。
人を見る事を学んでいないからです。

この機能解剖学講座は、方法論やメソッドを教えているのではありません。
人の見方、洞察の仕方を学ぶのです。
このベースには、「自分を見る」がある事を、初回の授業でいつもお話しています。

いったいどんな講座をやるの?と疑問に思う方には、体験クラスを設置しております。
初回の授業内容となる「骨盤・股関節の理解」の一部を抜粋して行わせて頂きます。同時に、1年間12回の講座の概略や質問にお答えさせて頂く時間も設けさせて頂いております。
随時実施・完全予約制(プライベート対応)にて、承っております。

過去に参加された専門職種
ボディワーカー、アロマセラピスト、エステティシャン、スパセラピスト、鍼灸指圧マッサージ師、柔道整復師、イメージコンサルタント、薬剤師、言語療法士、理学療法士、ヨガ・ピラティスインストラクター、診療放射線技師、朗読家、ランジェリーフィッター、ウォーキングインストラクターなど

プロフェッショナルクラスについての過去のブログ記事

現在は、5月開始でスケジュールを調整致しております。
平日昼、平日夜、土曜or日曜昼のご希望を伺い、調整をさせて頂く事になります。
詳細はworkshop@studiopivot.comにご連絡下さい。
メールの件名には「プロフェッショナルクラス問い合わせor申し込み」とご記載下さい。
メール本文には
1 お名前(ふりがな)
2 ご住所(都道府県のみで結構です。)
3 ご連絡先(お電話番号)
4 この講座を知ったきっかけ
5 専門職種(エステティシャンなど)
6 今後Studio Pivotより案内を希望するまたはしない

以上をご記載下さいませ。

体験クラスをご希望の方は上記1ー6に加えて、実施希望日程を第3希望までご記載の上、workshop@studiopivot.comまでご連絡を下さい。





 

ワンデイセミナー
歩行の理解forプロフェッショナル


久々のブログ更新もワークショップレポートとなります。

11/18(水)、AWARENESS ANATOMY®for Professionalの特別講義として、歩行解析のワンデイセミナーを実施致しました。

AWARENESS ANATOMY®for Health&Beauty(一般向け)の歩行の理解との違いですが、プロフェッショナルでは、歩行解析が入ります。
骨盤・股関節の機能を学ぶだけでなく、実際に自分自身がどう歩いているのか?を自分自身の体感のチェックと同時に、ペアになって相手の洞察をし、また洞察結果と、自分の体感をお互いにチェックしていきます。

理論⇒体感⇒解説⇒体感⇒解析

こんなプログラムとなります。

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歩行のプロセスを理解する為には、まず骨盤・股関節の理解は必須です。
いつもの如く、骨盤バラバラから体感に入ります。
股関節の認識、可動域を知りながら一歩の乗る感覚を覚えていきます。

一歩に乗れなければ、次の足も出ない。

ふと、現在習得中のフラメンコを思い出しました。
歩行と踊りは一緒だな、と。
踊っていていつも思うのは、しっかりと股関節の乗ってステップを踏んだ時は、次の足がちゃんと出るのです。
でも、その一歩に乗れなかったとたん、足が遅れます。リズムにも乗れないのです。
リズミカルに歩く、とよく耳にしませんか?

リズミカルに歩くには、一歩に乗れる事が条件となります。

さて、一歩に乗るってどうゆう事なのでしょうか?

これは、平山が欧米での経験で培った洞察から産まれた発想でもあります。
旧ユーゴスラヴィアのナショナルスキーチームに在籍していた頃の話をよく耳にします。
その時に選手達は筋トレを必死にしていた訳ではなかったそうです。
何をするかと言えば、「どこに乗ったら良いのか?」を探すのだそうです。
いくら筋トレで筋力を強化した所で、乗る事が出来なければ結果が出ない、と平山は言います。

この乗るという感覚は、私たち日本人にはとっても難しいことだったりします。
欧米人の股関節は、乗って動く事を日常の動作で行っています。
そして、それは「安定したカップングジョイント」を持っている為に出来る事だったりします。
カップリングジョイントとは、大腿骨頭(大腿部側の凸部分)と寛骨臼(骨盤側の凹部分)を指しています。

日本人の足を見てみると、このカップリングジョイントを安定させて動くより、その周囲の大腿部の筋力を固めて(筋力を強化して)動く事が日常の動作としている人が多いのです。
民族的背景の中にも、正座をして足を固める、農作業で土地を踏みしめるという土着の文化が有ります。
こういった長い歴史の中で、欧米の文化が入り始めた明治以降、日本人の文化は変わり始めています。
そして、椅子や洋装の文化が定着しはじめた戦後には、完全に日本古来の生活から離れている事がほとんどです。
そのため、欧米から入ってきた文化に対して、日本人の身体が変化をしないままに文化を受け入れている、というのが実情です。
じゃぁ、日本人は駄目なの?と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
人間の順応性とは無限に可能性を持っています。
未だ、スポーツの世界で世界記録が更新され続けるのはどうしてなのか?と考えた事はありませんか?
もちろん、科学の発達で衣類や靴が軽量化されたりした事も理由の一つですが、人間の意識が可能性を無限にしている、とも言えないでしょうか?
身体の変化において重要なのは、意識、認識です。

股関節の動きを意識したり、本来の動きがどうなのかを認識する事で、殆どの方は股関節の可動域制限が取れ、安定していきます。
ワンデイセミナーでは、この意識をする、本来の動きを認識する、という繰り返しを行います。

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最後には、他者の歩行を洞察するレッスンも行います。
足の裏の様子から、股関節がどのようになっているのかが推測がつきます。
靴の踵の減り具合によって、股関節の可動域の推測をしたり、
赤ちゃん座りをして股関節の様子から、可動域の推測をしたり、と様々な方向から洞察を深めます。

1回で出来る様になる訳ではありませんが、こういった視点を持つ事で、自分自身の歩行へ意識も向き、また、どこにどう意識を向ければ良いのかが分かる様になります。

このクラスはプロフェッショナル対応クラスであり、日々様々なシーンで人の身体と関わって仕事をしている方が参加されています。
職業や生活背景によって出てくる癖もあると思います。その時々のシーンを思い浮かべた時に、どこに乗れなくてカウンターバランスを取っているのか?
この推測は、その人の動きを洞察する上で重要となります。こういった推測を深めるには、自分自身のカウンターバランスを知る事がキーとなるのです。
自分の身体を教科書にカウンターバランスを学んで行くと、機能解剖学の理解が深まります。
参加者の中には、まだ1歳に満たないうちに、股関節の内外旋の癖が出ていた事を、写真を通して知った、という方もおられます。
今回、1歳4ヶ月の女の子と、6歳の男の子の赤ちゃん座りを例とって、安定性の解説をしました。
赤ちゃんが歩くまでのプロセスには、拮抗を学ぶヒントがたくさん存在しています。
その拮抗を学ぶヒントをエクササイズとして解説し、皆さんには体感を通して動いてもらいました。
○赤ちゃん座りと外旋の安定。
○寝返りは、背中の意識、起立筋群を覚醒させる。
○ハイハイは、上肢下肢の連動を学ぶきっかけ。
○6ポイントは軸足、一歩に乗る感覚を得るきっかけ作り
これらを部位の動きを認識し、機能論を理解しながら動かして行く事で、安定性が高まり歩行が変化していきます。

部位の認識は、各論から学んで行く事が重要です。
参加者の多くは、すでに各論を毎月の機能解剖学講座で学んでいます。
もちろん、参加者の中には、はじめて参加された方もいらっしゃいます。
はじめての方でも、リピーターでも、部位を認識するという所は欠かせません。
体感を通して理解する。
これがAWARENESS ANATOMY®の各種講座の基本になります。

2010年1月開始の少人数制の機能解剖学講座は、昼クラスの空席が残1となりました。
夜クラスはまだ開催に満たない人数ですので、余裕があります。
日程は調整中となりますので、ご検討中の方はお早めにご連絡下さい。
なお、体験クラスは随時開催しております。
1名から受け付けておりますので、お気軽にお問い合せ下さい。

<現在開講中のクラス>
一般向け:フォローアップクラス、オイルトリートメントセルフケアクラス
プロフェッショナル向け:機能解剖学講座、オイルトリートメントクラス

現在発売中の「骨盤セルフケア」では、骨盤と股関節の基本を解説しております。
様々なメソッドの紹介の冒頭に、本来の骨盤・股関節はどうゆう状態をさすのか?をお話しております。
ご参考にどうぞ。

プログラムディレクター
原田 優子

公開セミナー
「知っているようで知らない自分の呼吸」


10月4日(日)、公開セミナー「知っているようで知らない自分の呼吸」を開催致しました。
台風の影響でお天気が心配でしたが、快晴の東京。逆に暑いくらいの1日となりました。
昨年に引き続き、佐野裕子先生をお迎えしての講座。
「呼吸のいろは」を分かりやすく、実践を交えての約2時間。

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ヨガやピラティスなどの流行により、「呼吸」について目にする機会は、どんどん増えて参りました。
ここ数年、そんな流行に乗っかって、適当な情報が流れたり、実際に「呼吸の基本」を知らない方が、「方法論」だけを唱えて教えている様を目にします。

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今回、佐野先生にはそんな巷に溢れている情報を整理して頂き、実際はどうなの?というお話をして頂きました。
「呼吸のリアリティ」
これは平山がよく口にする言葉です。
「呼吸と歩行くらい、お世話になっているのにないがしろになる」
と言います。
呼吸も歩行も気づいたら出来ています。

この世に誕生し、おぎゃーと泣いたあの瞬間、肺呼吸がはじまる訳です。
つまり、教えてもらってやる事ではない訳ですね。
赤ちゃんの成長を考えても、呼吸をして、歩くまで、教えてどうにかなるものでもなく、自発的にそうなっていく様は、見た経験がある方も多いのではないでしょうか?

大人である我々も、呼吸と歩行、確かに毎日しているけれど、ちゃんとケアをしていますか?と聞かれて「はい」と答えられる人は少ないと思います。

では、呼吸のケアって?

ケア、巷で言うならば、それが「呼吸法」にあたる所なのでしょう。
腹式呼吸が良い、とか胸式呼吸と使い分けてみましょう、とか。。。。
色々とあります。

そもそも、呼吸ってどうやってしているのよ?

まず、そこを理解していきます。
佐野先生が準備して下さったスライドを見ながら、呼吸を一緒に行っていきます。

横隔膜の動きと共に、内臓が動く様が分かります。
また、実際の胸郭の動きと横隔膜の動きをCGを見ながら一緒に呼吸をしてみると、横隔膜が上がったり下がったりするイメージが湧きやすく、呼吸も深く出来るような気分になります。
昨年も同様の講座を実施し、その時のアンケートに多くあったのが、この横隔膜の動きと一緒に呼吸をした事でした。

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猫背で呼吸をした時、姿勢を正して呼吸をした時、
どう変化しますか?


日本人の姿勢の悪さ、というのは目に余るものがあります。
骨盤の傾斜角度によるものでもあるのですが・・・
(このあたりは「骨盤徹底解剖!」などご覧下さい。)

実際に皆さんには、姿勢の違いによる呼吸を体験して頂きます。
横隔膜の動きは、姿勢が悪いままで感じ取る事は出来ません。
椅子には坐骨をしっかりと立てて、背中を伸ばし、ゆっくりと吐ききってからの呼吸をすると、横隔膜の動きがわかりやすくなります。

今回、呼吸数を計測するチェック項目を設けました。
「1分間に何回呼吸をしていますか?」
最初と最後で呼吸数が変化した人がとても多く、
えー最初とこんなに回数違うの?と思われた方もいたようです。

オートとマニュアル切り替え可能

息を止めて!吐いて!と言われてコントロールが出来る。
でも、自律神経のコントロールでもある。
そんな呼吸のきほん、じっくりと味わって頂けましたでしょうか?

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アンケートの声に多かったのは・・・・
「胸式呼吸と腹式呼吸の事がよくわかりました」
「シルベスター法をやるだけで、こんなに呼吸が楽になるとは・・・」
といった内容です。
意外と胸式、腹式の事を勘違いをされている方が多かったのではないでしょうか?
分かっているつもり、というケースが多いのが、この胸式と腹式の事ではないかと思います。
横隔膜の動きを理解すれば、この事も解明しますね。
ヨガ教室で混乱してしまった方も、これですっきりした様子。

シルベスター法は自宅で簡単に出来るので、気づいた時に実践してみて下さい。

姿勢の維持で変わる呼吸、この姿勢の維持はフォローアップクラスにて実践が出来ます。
股関節、肩関節の可動域の理解を深め、毎日の身体の使い方を学びます。
基本機能を解剖図を使い、身体の動きをイメージし、本来あるべき状態を探していきます。

楽な呼吸は「長い息」=「長生き」とも言われています。
様々な呼吸法はアドバンス。
まずは、ベーシックの「呼吸のきほん」からはじめてみましょう。

来年も佐野先生の講座は実施予定です。

年内の公開セミナーは全て終了致しました。
来年の予定は、後日、ブログとメール配信にてお知らせさせて頂きます。

年内の予定
□ フォローアップクラス(10/30、11/27、12/2)
□ 歩行の理解forプロフェッショナル(11/18)

その他、プロフェッショナルクラスは来年1月からのクラスを募集しております。
詳細はプロフェッショナルクラスをご覧下さい。
体験クラスは随時実施しております。日程等お問い合せ下さいませ。

Studio Pivot
プログラムディレクター
原田 優子