REPORT: 2010年5月

Stopping by watersideー渚にてー
初日レポート
and
身体に聴くー身体の地図のナビゲートー
予告編

5/22(土)より、真月洋子氏の個展、Stopping by watersideー渚にてーが名古屋市内のギャラリー「florist-galleryN」さんにてはじまりました。
初日の18時よりのオープニングレセプションに参加させて頂き、幸せな事に作家の真月氏と並びワークショップの案内をさせて頂く機会を頂きました。



作家である真月洋子氏との出会いは、10年程前に遡ります。当時の作品の個展に訪れた際、あまりの衝撃にはじめた会った真月氏にべらべらと感想を話し続けた事を、つい昨日の事のように覚えています。
当時、真月氏は「a priori」「plants」と言った個性的な作品を発表しておりました。
人の皮膚に植物のスライドを投影した作品です。
なんとも植物が生きているかのように見える、呼吸を感じる、そんな空気感に一目惚れをしたのです。
フォーシーズンズ・ヨガのプログラムにも出て参りますが、「植物と人」は季節毎に変化をしていきます。
春の芽吹きに根をしっかりと張り始め、夏には太陽のエネルギーをしっかりと吸収し、循環させ、秋には、そのエネルギーをしっかりと溜め込み、冬にはじっとその溜めたエネルギーを循環だけさせています。
これらは、人間にも言える事で、ちょうどこの春から夏にかけては、人間の「基盤」ともなる「骨盤・股関節」の安定が出てきた所で、呼吸循環をさせていく時期ともなります。
春には花が咲き乱れ、蜂がミツバチのダンスをしながら受粉を助け、次の花を咲かせる準備をします。
人間で言えば生殖器。
そして、夏には緑が生い茂り、太陽の光を今とばかりに浴びて光合成を行います。このエネルギーは植物の中を循環させ、人間で言えば呼吸器にあたる役割を担っています。

真月洋子氏は「植物の葉っぱが、人の血管のように見える」と表現をしています。

こんな目線を持った真月氏の作品と最初にコラボレーションをしたのが、2004年の「相生座」。
ここでは、真月氏の映像に合わせた香りを会場に流す、という試みを致しました。
全くの自然香料のみ。いわゆるアロマテラピーで使用する精油のみを使いました。
季節が夏だった為、色々と苦労があったものの、あれから私自身も身体への働きかけの変化があり、また真月氏の作品も色々と変化をして、今に至り、再びコラボレーションが出来る運びとなりました。

Studio Pivotの代表である平山もアートプロジェクトをやりたい、と常々申しております。
AWARENESS ANATOMY(R)の考え方に基づいたアートプロジェクトは、この真月氏とのコラボレーションが初の試みでもあります。

今回、真月氏のテーマとなる「水の記憶」。
florist-galleryNさんのブログをご覧頂くと、真月氏の作品にリンクしたメッセージが記載されております。
http://fgn2008.exblog.jp/13339852/
このメッセージは、会場の中でもその空気を感じ取る事が出来ます。
3Dと水
3D写真は角度によって見えるものが変化します。水の流れ、時間の流れ。
50分弱の映像が絶え間なく天井に映し出され、その映像は夜になるとひときわはっきりと見る事が出来ます。
その映像の長さを、3D写真は一枚で表現出来るのだ、と真月氏。
新しい空気感をその場で体感し、ふっと呼吸が深くなる瞬間を得ました。

水の記憶と身体、と結びつけていくならば、私達の体内は7割が水分です。
胎児のときも水に浮いています。
この世に誕生して初めて、水の中から、空気のある陸へと上がってくるのです。
おぎゃーと泣いて肺呼吸がはじまります。
体内記憶の多くは、この水の中でどう感じたか?
を話しだす子どもが多いと言われています。

水と呼吸。
私たちにはなくてはならないもの。

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来週29日に実施するワークショップでは、天井の映像や、3D写真に囲まれながら、自分自身の「呼吸」に焦点を当てていきたいと思います。
肩の関節を普段どのくらい使っていますか?
その関節、本当はもっと大きく使える事を知っていますか?
人間が本来もっている可能性を少しずつ体感を通して、見ていきたいと思います。
この肩の関節が視野を狭くしたり、呼吸を浅くしたりしてしまうという事を、自分の身体の地図帳を作りながら探っていきたいと思います。

きっと、終わった後に作品の見え方が変わっていると思います。

お近くの皆さん、是非足をお運び下さいませ。

ワークショップのお申し込みは、直接florist-galleryNさんにお願い致します。

名古屋でお会い出来るのを楽しみにしております。

プログラム・ディレクター
原田 優子

 

AWARENESS ANATOMY(R)For YOGA
フォーシーズンズ・ヨガ

この春よりはじまった新しいプログラム。フォーシーズンズ・ヨガ。
Studio Pivotのプロフェッショナルクラスに在籍していた中川さと子の専門分野であるヨガがきっかけで、AWARENESS ANATOMY®に基づいたプログラムを作成しました。
1セッション・1ポーズ
この春に開始した4つのポーズは、すでに2クール目に入っています。
5名という少人数にこだわり、マンツーマンでの指導を心がけています。
他でヨガを習った事がある方は、「今まで無理をしてポーズを取っていた事に気づいた」とおっしゃっています。
春のテーマである「骨盤・股関節」は、全てのポーズの基礎にもなっています。
骨盤に始まり、骨盤に終わる、と代表の平山がよく言いますが、この骨盤はブラックボックス。
分かっているようで分かっちゃいない。
時間をかけてじっくりと、自分の骨盤・股関節に向き合っていきます。

合せきでは、股関節の外旋を学びながら、骨盤のリフティングがどのようにして行われているのか?を理解していきます。
よく、「骨盤をたててください」と言いますが、本来の骨盤を立てると、シルエットだけで骨盤が立つのでは、中で起こっている事が全く違っている事に皆さん気づきます。
本来の前傾と後傾を学ぶためにも、股関節・外旋の理解が必須となります。
この理解は、私たちの立位や歩行の安定性とも関わっています。



2週目、3週目で英雄のポーズを行います。
1週目で培った股関節・外旋の安定性を上肢と繋いでいきます。
上肢の重要ポイントは、肩関節です。
この肩関節でも「外旋」がとても重要となるのです。

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そして、この上肢と下肢の外旋をしっかり学ぶ事で出来るようになるのが、4週目のハトのポーズ。
1週目の合せきの意味が、ここで繋がり理解が深まっていきます。

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4週を通してプログラムをしていますが、各回どこで参加しても理解出来るように作成しています。
骨盤・股関節の解説は毎回行っていますし、それぞれのポーズで重要となる関節の可動域を丁寧にお教えしています。
また、感覚のある部位、ない部位。動かせる部位と動かせない部位、これらは相関しています。
なるべく頭を空っぽにして、体感を追えるようにゆっくり進めていきます。

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ここまで深くポーズを向き合う事はないと思います。
だからこそ、これがフォーシーズンズ・ヨガの特徴ともなるのです。
普段のヨガクラスで疑問に思った事があれば、是非一度足を運んでみて下さい。
無理をしていた自分に気づく事が出来ると思います。
本来の関節機能を使いこなせれば、無理な動きはしなくなります。
特に「大腿部前面」と「腹直筋」「三角筋」
これらの部位の過度な緊張は、ポーズの無理を招きます。
ヨガをやっているのに、腰痛が治らない人
ヨガをやっているのに、膝が痛い人
ヨガをやっているのに、肩こりがなくならない人
そして、この時期から増え始める「むくみ」このむくみがとれにくい人は、過度に筋肉を使っている可能性があります。

このような悩みがある方も、はじめてヨガをする方も、無理なく始める事が出来るのが、フォーシーズンズ・ヨガです。

5/26(水)はハトのポーズ
6/2(水)は合せき
6/9(水)は英雄のポーズ2
6/16(水)は英雄のポーズ1
6/23(水)はハトのポーズ

となっております。
7月よりテーマは「肩関節・呼吸」へと移行します。
6/7(月)19時〜
6/26(土)14時〜
この7月より開始するテーマのプレクラスを実施致します。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/06/1930fsyoga-16.php

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

プログラム・ディレクター
原田 優子

 

ワンデイセミナー
骨盤徹底解剖!
2010Ver.

去る5月16日(日)にワンデイセミナー 骨盤徹底解剖!2010Verを開催致しました。
本年より、全ての講座を少人数制に変更したのですが、少人数ワンデイは今回が初めてとなりました。
プライベート感覚満載の1日となった訳ですが、今回も、はじめての参加者がいらっしゃったので、丁寧に骨盤と股関節の感覚を追う作業に時間をかけました。
STEP6までは、骨盤プレでも毎回行う基礎の基礎。
STEP7以降は、その複合となっていきます。
じっくりと行う身体の地図帳作りにはじまり、身体の地図帳作りで終わるというプログラムは、Studio Pivotでは定番となりますが、意外になかなかこの地図帳作り、最初は難しいものです。
普段、自分の身体をこんな風に観察する事は、あまりないと思うのです。
えーこんなに左右差があるの?
とか
こんなに足が張っていたんだ・・・・
など、様々な反応が出てくるのが、この地図帳作り。
そして、骨盤・股関節にじっくり向き合う事で、この地図帳にもいろいろと変化が出てくる訳です。

今回、参加者の中に妊婦さんがいたり、産婦人科でトリートメントを行っている方がいたり、と妊娠中の骨盤の話が話題にのぼりました。
そう、この講座の面白い所は、参加者の方によって質問が多様となるので、その時々でよもやま話も多様化していきます。
妊娠・出産は、アシスタント原田が関わってきた分野でもあるので、機能解剖学的見地でいろいろと解説をさせて頂きました。
西洋人の妊婦と日本人の妊婦のおなかのシルエットが違う理由を、骨盤・股関節の民族差異を例に挙げて解説をさせて頂きました。
出産の現場で助産師さん達が行ってきた、ケア。
これらは、本当に身体の機能を推進するためにやっていたのだなーと改めて思うのです。骨盤・股関節の安定性は安産につながる、と機能面からもしっかりと解説が出来るのです。
また、妊娠を望む人にも弾力に満ちた子宮にするために、骨盤・股関節の認識は不可欠だと思います。

そんなよもやま話をしながら、一人一人が自分自身の状態が分かるようになり、どんどん安定をしていきます。
12のSTEPは、自宅でも繰り返し行えるようになっていますし、いつでもどこでも「意識をする」事が可能である、とお話しています。
部位の認識に勝る効果はなし、といつも思うのですが、今回も皆さんがじっくりと部位を体感する事で、変化も大きく出たのだと思っています。

今回、キャンセル待ちも出てしまいましたので、急遽7月に同じプログラムの実施を決定致しました。
詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/07/1100-4.php

その後には骨盤徹底解剖!肩関節・呼吸編も実施致します。
こちらの詳細は下記URLをご覧下さい。
http://www.studiopivot.com/2010/07/1100-5.php

写真を撮らなかったので、テキストとなる、スライドの画像をご覧下さいませ。
久々のWSレポートでした。

 

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プログラム・ディレクター
原田優子