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背中の意識は脚の安定に繋がる



3月3日のひな祭り、前日から「雪」の予報の出ていた、寒い桃の節句の夜「背中の意識は脚の安定に繋がる」を実施させて頂きました。
寒く、また足元の悪い日にお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。夜遅くには、雪もかなり降っていましたので無事に皆さんが帰られたどうか心配になりました。
毎回、お天気が気になるセミナーなのですが、次回こそ快晴であるよう祈っております。

さて、今回のテーマは「肩甲骨」
ゲストにはRue de Ryuオーナーの龍多美子さんをお招きした1時間半のセミナーになりました。
昨年6月に実施したものとベースは同じになりますが、少々エクササイズの時間を長めに取ったため、平山の機能の解説が手薄になってしまった為、参加者の皆さんにはフォローのメールで対応をさせて頂きました。

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メールに書いた事と重なってしまいますが、元々ブラジャーは欧米からやってきた「下着」です。
欧米人は伸筋依存(背中側を使う)の民族なのです。
セミナーでは、龍氏の行うブラジャーのフィッティング方法を皆さんに御覧頂きました。
その際に、アンダーバストのラインをぐぐっと下に下げるのです。(詳細を御覧になられたい場合は次回のセミナーに是非ご参加下さい。)
その際に、モデルさんの姿勢が背中側に動きます。簡単に言うと、少し猫背気味だった背中が、すっと反るような感じで位置が後ろに動くのです。
本来、ブラジャー発祥の国の欧米人はあの姿勢がニュートラルなのです。あの姿勢の身体感覚でブラジャーが作られていたのです。

しかし、残念な事に日本に入ってきたブラジャーは、「胸当て」と化してしまった為、背中の意識とはほど遠い、屈筋依存(胸側)の民族が作った、「前の意識」の下着になってしまいました。
そのため、胸を圧迫する要素が強くなる為、夕方になるとはずしたくなるような、パターンのブラジャーとなり、またそれをそのまま胸を集めるようにして、身につけてしまったのです。

つまり、伸筋依存(背中側を使う)になる事で、自然と姿勢が良くなり(無駄な緊張がない立ち姿を言います。)
皆さんがよく耳にする、骨盤が整うという状態になります。平山の授業では、骨盤が整うという言い方はしませんが、わかりやすいので使わせて頂きます。

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図1は伸筋依存の状態の姿勢です。図2は屈筋依存の姿勢です。
この二つを見比べると、骨盤の傾斜角度が違うのがお分かりかと思います。
この骨盤の傾斜角度によって、姿勢がいいですね?とか姿勢が悪いですね?というように見えているのです。

背中側が使えるようになることで、骨盤の傾斜が安定します。骨盤と脚を繋いでいるのが股関節です。この股関節の可動範囲が広がり、安定する事で、様々な動作に無理な緊張が必要なくなり、関節を使いこなして動く事が出来る様になります。
つまり、背中側を優位に使って動く事で、脚全体が安定するのです。
足裏の接地面積も広がり、安定感が高まるので、ヒールを履いても歩きやすくなります。
日本人がヒールを履いても、姿勢良く歩けない理由はここにあります。

しかし、私たちは日本古来の生活習慣で、なんとか背中側を使う努力をしていたのです。
それが、和装(帯、鼻緒、日本髪)だったり、たすきがけなのです。

今回、セミナー内では、その背中側への意識を高める為のツールの一つとして、たすきがけを行いました。
また、四つん這いの動きも同じです。
日本では「赤ちゃんのはいはいが重要」という話、よく聞きませんか?
欧米では歩行器の時期が長くなりますが、日本はしっかりとはいはいをさせます。
屈筋依存の民族が、立つ前に行う重要な「レッスン」なのですね。

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ただ単にエクササイズをしたり、ブラジャーを着ける事が重要なのではなくて、今の自分自身がどうなっているのか?と
意識をして、エクササイズをしたり、ブラジャーを着けて下さい。
体感をする努力をすればする程、変化が大きくなります。
やみくもに動かしたりするのはなく、感じないな、どこなのかな?と分からない状態も、試行錯誤の中で動かしていると、だんだんと分かる様になってくるのです。

何度かご質問を頂戴しているので、こちらでもお話させて頂きますが、よく、たすきの代わりになるもの(背中のサポーターとか、最近は下着で背中がクロスしたものなど)では、効果が出ないですか?と聞かれます。

実は、たすきをかけるプロセスにも効果があるのです。
たすきをかける時に一度仮結びをして、それから背中を引き寄せるようにして、再度結び直す事を行いました。(実践編はセミナー内でお教えしております。)
その結び直す時に少し「きつめに」、と申し上げましたが、その時に肩甲骨を引き寄せて、背中を使わない事には紐をしっかり結ぶ事が出来ないのです。
ゆるゆるしている状態は、背中を使って結べていない証拠。これが目安です。
紐の代用は何でも出来ると思います。伸びない、少し太めの紐でしたら、可能です。

お問い合せも頂戴しておりますが、デパートなどの和装売り場に腰紐として販売しているものです。
フォローアップやワンデイセミナーのような、体験重視のセミナーではオリジナルのたすきを販売予定です。(詳細はお問い合せ下さい。)

下着を通して意識を高める、エクササイズを通して意識を高める。
これによって、身体の使い方が代わり、様々なメリットをもたらします。鍛えたり、無理なダイエットをするよりも、自分の身体がどうなっているのか意識を高め、身体を使いこなしていく事の方がよほど効果が早くあらわれます。

それでも、やっぱり分からない、、、という場合には、ワンデイセミナー、もしくはフォローアップクラスへのご参加を
おすすめしております。

次回の公開セミナーは「顔」です。
顔にあらわれている様々な症状を、機能面から解説していきます。
また、ゲストの海野由利子氏をお招きし、美容事情についてのお話を交えて参ります。
皆様のご参加をお待ちしております。

 

去る2月8日(日)、ワンデイセミナー「骨盤・股関節から見る呼吸」を実施致しました。
昨年は「骨盤・股関節」が中心のセミナーを多く実施したのですが、今年は前半に骨盤・股関節を含めた下半身の安定と、自由度の高い上半身の連動を多くお伝えしていきたいな、と思っての第1弾。
「呼吸」に焦点を当てていきました。

はじめてご参加された方には、「骨盤・股関節」への意識はなかなか難しかったのではないかと思いますが、リピーターの皆さんは、随分と意識の向け方も慣れてきたように思えました。

骨盤はブラックボックス、というお話を以前にさせて頂きましたが、このブラックボックスへの意識が高まれば高まるほど、実は呼吸が深くなってくるのです。
今回、佐野裕子先生テキストのDVDを使い、横隔膜の動きを映像と一緒に体感をしていきました。
「横隔膜ってどう動いている?」
呼吸器を動かす筋群への意識と共に、横隔膜という見えない部分を意識するのは、とっても難しいかもしれません。
ただ、呼吸器筋群の中の「肋間筋」を触っていくと、あれ???左は触れるけど右はどこが境目?なんて左右差がある事に気づきます。

この左右差も、骨盤・股関節への意識が高まっていくことで、だんだんと変化があらわれます。

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今回の自分カルテは「呼吸バランスシート」
呼吸数のチェック、仰向けで背面の接地面積を見ていく、柔軟性を見ていく。
ふだん、ここまで意識をすることのない呼吸。

骨盤・股関節の変化が実は呼吸の状態にものすごく関わっているのだ、ということを、この「呼吸バランスシート」から感じ取る事が出来るのです。
1分間、自分の呼吸に目を向ける。
これだけでも息を吸う、吐くという単純な動作に意識が高まり、繊細な動きへと変化します。

すこしずつ身体を動かして行く事で、肋間には弾力が生まれ、呼吸もゆっくりと深くなっていくのです。

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下半身の安定が出てきた所で、今度は自由に動かしやすい上半身へとフォーカスをしていきます。
ここで大活躍となるのが「たすきがけ」
「たすきがけ」って知ってはいるけれど、やった事がない人が殆どかと。
実際に順番に従って行ってみましたが、最初はぎこちない皆さん。。。。
だんだんと一人で出来る様になりましたね。
思いのほか難しい、という感想を頂きました。

単に和服の袖をまとめる為だけに使っていたのではなく、これは日本人古来の身体意識の中に根付いていた「前かがみを防ぐ」事に繋がっているのです。
この前、ガーターベルトの時にも書かせて頂きましたが、こういった道具というのは、各民族において自然発生したものであり、その民族の人たちが機能をわかってやっていた事ではなく、身体意識に根付き、無意識にやっていた事なのではないか?と思います。日本の古来の身体意識には、前かがみを防ぐ道具がたくさんあります。武道もその一つ、と平山は言います。
伸筋依存(背面の意識を持って動く)だと無駄な力が入らず、パフォーマンスが上がる事は、セミナーでは何度もお話させて頂いております。日本人の身体意識にもその「感覚」はあったはずなのです。
西洋からどんどん入ってきた文化により、その「感覚」は薄れてしまった事は、皆さんお気づきでしょう。
どうやって身体を使えば、楽に、無駄なく動けるのか?

今回、呼吸にフォーカスをしながら、この楽に動く方法を皆さんを学んでいきました。

毎回行う股関節の6ポイントですが、たすきがけをして行った肩の6ポイント。
円運動する関節では、可動範囲が大きいので、多方向に動かす事が可能です。
これらの動きをひたすら繰り返し、呼吸のチェックをする約5時間。
終わった頃には皆さんの顔色がピンク色に変化していたのが印象的でした。
呼吸が変わるだけで、肌の透明感が変わるのですね。
中には、話し声の変化が起こった方もいらっしゃいます。
胸部の緊張が解け、弾力が生まれる事で、声の響きさえ変化するのです。

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この呼吸へのフォーカスは、次にさらに背面となる「肩甲骨」へと続きます。
単発参加も受け付けております。
「見えない背中をどう使う?」
背中は一生自分で見る事が出来ません。
その分、意識はとっても薄いのです。
肩が凝る人ほど肩甲骨への意識は薄いのです。
この肩甲骨の変化が、さらに呼吸とも深く関わっている事は、またセミナーで体感をして頂きます。

声がかわる、肌の色がかわる、そして自律神経のバランスが整う事で心も身体も安定する。

呼吸も肩甲骨もそういった役割を担ったとっても重要な部位です。

ご参加予定の皆さん、お楽しみに。

3月3日は肩甲骨の公開セミナー「背中の意識は脚の安定に繋がる」を開催致します。
4月からは「顔」にフォーカスをして11日に公開セミナー、5月31日にワンデイセミナーを開催致します。
夏には「姿勢」へフォーカスをしたワンデイセミナーを実施。ここでは姿勢と各部位の関係を行って行きます。
また、詳細は追って掲載させて頂きます。
ご質問等ございましたら、info@studiopivot.comまでご連絡下さい。